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「自分らしく生きること」
性同一性障害について性同一性障害とは
生まれながら自分の性に強い違和感を持ち、心の性と体の性の違いに苦しみ、不快感を抱く人がいます。
このような障害を「性同一性障害」といい、およそ、男性では3万人に一人、女性では10万人に一人と推定されています。
原因ははっきりしていませんが、妊娠中期の脳の性分化の際、母体への過度のストレス、投薬治療等により性ホルモンの異常が生じたとき、胎児の脳の性分化に異変が生じることがあり、これが原因ではないかと考えられています。
現在日本では、性同一性障害の診断と治療のガイドラインがつくられ、平成10年にはこのガイドラインに沿って、初めて性同一性障害の治療として性別適合(性転換)手術が行われています。
しかし、手術を受けても、戸籍の性別変更は認められなかったため、生活していくうえで、様々な差別や偏見を受けることになりました。
戸籍の性別が変更できないため、住民票、保険証等の性別が違い、本人と認められなかったり、就職の際、書類と性別が違うということで採用されないといった事がおこってしまいました。戸籍の性別変更へ
そのため、一日も早く自らの人権が守られるように、鳥取市の当事者の方が自ら性同一性障害であるということを名乗り出て、差別と偏見をなくするための市議会への請願を行うなど、性同一性障害に関する社会的な関心が高まってきました。
こうした流れの中で、本年7月、性同一性障害の方の戸籍の性別変更が可能になる「性同一性障害者の性別取扱特例法」が成立しました。
しかし、この法律は性別の変更に当たり、20歳以上、婚姻をしていない、子どもがいない、性別適合手術を受けているという条件を満たすことが求められており、性同一性障害者の方すべてが、戸籍の性別を変更できるものとはなっていないなど問題点の多いものです。米子市の取組み
米子市ではすべての性同一性障害の方の人権を尊重するという観点から、公文書のうち法律等で定められたものを除き、不必要な性別欄を削除しました。
しかし、書類上の性別を変更しただけでは本当の解決とはいえません。性同一性障害であることが分かってしまうと、再び差別や偏見を受けてしまわないとも限りません。
そのためにも、私たち一人ひとりが日頃から「性同一性障害」に対する正しい知識と理解が必要なのではないでしょうか。人権政策課(23−5415)

《東都三十六景 鎧の渡し》
1862(文久2)年制作
二代歌川広重[1826(文政9)年から1869(明治2)年]による≪東都三十六景≫は、彼の作品の中でも、湯島天神の雪、下谷広小路の雨、中洲三つ俣の焚き火の煙、鎧の渡しの雪景、佃島の漁火、真乳山の雪景などの秀作が含まれており、秀逸作品といえます。二代広重はきわめておとなしい、つつしみ深い性格の持ち主であったようで、師の画風を神妙に受け継ぎ、風景画や花鳥画を得意としていました。この三十六図からも江戸時代の人々が四季折々色々な場所で、様々な娯楽を楽しんでいたことがうかがえます。
今回紹介する≪鎧の渡し≫は、このシリーズの一つで、江戸中心部渡し場の様子を表した作品です。傘をさす娘の姿、隙間無く建ち並ぶ問屋の土蔵群、行き交う荷船と渡し船。広重はこれら静と動を巧みに織りまぜながら江戸情緒を表現し、藍を基調とした着彩法は潤いのある落ち着いた雰囲気をただよわせています。
この作品は、11月1日(土)から12月23日(火)まで開催します常設展3「米子市美術館コレクション 幕末から1930年」でご紹介します。
お問い合わせ 米子市美術館(34−2424)
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